産業用ロボット導入のメリット・注意点を解説!

    こんにちは、ROBoINです。

    今回は、産業用ロボットの導入における、メリットとデメリットすなわち注意点についてお伝えしようと思います。

    ・そもそも産業用ロボットはなぜ導入する?

    産業用ロボットの導入にあたり、大切なのが生産性です。

    生産性とは、独立行政法人 日本生産性機構の定義によると、単位時間あたり

    生産性 =アウトプット/インプット

    で定義できます。

    これはどういうことかというと、入力あたりの出力が最大化するとき、生産性が高いということができます。たとえば、同じ取材から1本の記事を書くより、2本の記事を書いた方が生産性は高いですし、4つの素材から1つの製品ができるより、4つの素材から2つの製品ができたほうが生産性は高いと表現できるのです。

    では、この生産性の定義を産業用ロボットに持ち込んだらどうなるでしょうか。

    産業用ロボットは生産性を著しく向上してくれますから、限られた人数でも生産ペースを保てたり、そもそも完全自動化して人手を不要にしたりできます。

    ・産業用ロボット導入のメリット

    上記の生産性向上は、産業用ロボット導入の大きなメリットです。

    また、産業用ロボットと聞いて一番に思い当たるのが、品質ではないでしょうか。

    とくに製造業においては、ムラがなくなり、安定して出力できるのは大きなメリットです。

    これまで経験と熟練に人件費を払ってきた場合でも、産業用ロボットによって若年層の人材不足を補うことができてしまいます。

    また、重たいものを人力で運ぶという、リスクのある作業の問題も産業用ロボットがあれば解決します。環境が大幅に改善し、事故がなくなるので安全安心な現場を作ることができるのです。

    さらに、ロットが少ない代わりにたくさんの種類を・・・というオーダーにも対応できます。まさに生産性と高品質のいいとこ取りで、移り変わる世の中のオーダーに迅速に対応し、工場の作業を無駄にしないばかりか、市場への製品投下のチャンスを逃しません。

    ・産業用ロボット導入の注意点

    さて、注意点です。

    産業用ロボットを導入するに当たっては、目的にブレが生じないことが大切です。あくまで、現在動いている作業の工程に、産業用ロボットが入り込むことで、改善される効果を絞ってみなければなりません。産業用ロボットは、買ってきていきなり動く、ということはありませんので、導入にはそれなりに時間もかかります。よって、その導入の過程において、「このラインにも応用して使いたい」「他にもこの産業用ロボットにできる機能をつけたい」など、目標が大幅に軌道修正され大きくなってしまうことがありえるのです。

    目標修正はあまりよい効果をもたらしません。産業用ロボット導入時に、いろいろなことを産業用ロボットにさせようとするとコストが膨大になり、管理の手間もかかります。産業用ロボットとはとてもたくさんのことができますから、ついつい目的が多種多様になってしまいます。しかし、あくまで自分たちにとって、何がもっとも課題点だったのか、ロボットによって何をもっとも解決したいのか、という目的からそれないようにする必要があります。

    ・産業用ロボットで思った通りの結果を出すために

    あくまで、目的は生産力の向上であり、生産性の向上ではないでしょうか。

    よって、フルに自動化を考えると言うことはあまり良くありません。何もかも、フルスペックで産業用ロボットを動かして、すべてをコンピュータ処理する必要はないのです。

    あくまで産業用ロボットは、生産性向上の脇役ですから、すべてをフル装備で行う必要はなく、人間が補助に入れるところは入り、すべてフルオートメーションにならないように調整することも、大切な注意点です。

    生産数を向上させることを目的にするのであればサイクルタイムから産業用ロボットの動作時間を考慮し作業を選択する必要があります。一方、重量物の搬送をさせる場合はタクトタイム(音楽のタクトのように、生産ラインのタイミングをはかる時間)と搬送重量から適した産業用ロボットを選択したりすることになります。

    その結果、オペレータや工程・作業間の仲介人が必要になる場合があるのです。

    産業用ロボットを導入する以上、完全自動化に憧れてしまいますが、効果を最大化するためには、逆に全自動ではない方がいい場合があるのです。生産性を高めるため、環境を改善するためという自社の導入目的からそれないようにしましょう。

    ・専門家に相談を

    産業用ロボットの製造は一筋縄ではいきません。要件をしっかり定義し、緻密な設計書を書いて、事故の起らないようテストを繰り返し、高いコストをかけリスクを取って、生まれます。よって、専門家に相談する必要があります。とても内製化しにくいものなのは事実です。

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