ロボット活用の現状と課題を考える

    こんにちは。

    産業用ロボット情報を発信するROBoINです。

    今回は、ロボット活用の現状と課題についてお届けしようと思います。

    産業用ロボットは、めざましい進化を遂げています。どのように活用され、課題はどこにあるのでしょうか。確認していきます。

    ・ロボットの活用

    いま、さまざまな業種でロボットが活躍しています。

    たとえば、家庭用を考えたとき、床掃除をしてくれるルンバ、そしてルンバだけでなく、ブラーバといって拭き掃除をしてくれるロボットまであります。ルンバとブラーバは、直線的に掃除するのではなく、ランダムに動きながら床全体をピカピカにしてくれます。

    自宅では、エアコンや照明を音声で操作できるようになっています。特に白物家電は進化が止まったように思えますが、外部ガジェットとの連携と、ガジェットに搭載されたロボットが非常に生活を便利にしてくれています。

    介護の業界では、パワードスーツを使って介護職員の負担を軽減するとか、施設の利用者さんが夜中に起き上がったらベッドからスマホに通知がいくIoTとか、さまざまなロボットが活躍しています。

    製造業の現場では、産業用ロボットが自らAIを搭載し、機械音を聞き分けて、自分で自分の動作不良や故障を検出するなど、かなり進化しています。

    このように、たくさんの業界で、ロボットは大活躍しているのです。

    ・産業用ロボットで人間の仕事はなくなる?

    では、産業用ロボットの進化は、人間の仕事を奪ってしまうのでしょうか。

    参考:野村総合研究所

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    野村総研が2015年に発表した調査によりますと、労働人口の49%はロボットなどで代替され、大きな変革が起きるとされます。

    野村総研の調査によると、

    ●サッシ工

    ●電車運転士

    ●ビル清掃員

    ●ホテル客室係

    ●銀行窓口係

    (順不同)

    などの約100の職種が、AIやロボットに代替されるとされます。

    一方で、AIに奪われにくい職種もあると公表されました。

    ●ケアマネージャー

    ●産婦人科医

    ●心理学者

    ●スタイリスト

    ●ネイルアーティスト

    (順不同)

    などがあります。

    AIやロボットに代替される職業と、そうではない職業について、どのような違いがあるのでしょうか。

    正確性が求められる仕事は、ロボットに代替しやすいと考えられます。

    人間は、最初は不器用でも徐々にスキルが上がっていきますから、だんだんと熟練になってきて作業が正確になります。一方、ロボットは制御方法次第で、最初から正確な動作が可能です。そして重要なことに、時間経過とともにミスをせず、スピードも速いのです。

    しかし、ロボットなら24時間もフル稼働できて、基本的に故障もせず、緻密なので、導入すれば現場の生産性は大きく改善するばかりか、経営課題も解決してくれることがあります。

    工場や倉庫ではとくに繰り返し作業が多いので、正確性+スピードが求められます。つまり、ロボットの活用がしやすいのです。産業用ロボットはまさに大抜擢なのです。ということは人間の仕事を奪ってしまうというのも事実といえます。

    ・産業用ロボットの課題はコスト

    さまざまなロボットが存在しますが、産業用に限ってはどうでしょうか。

    一方、産業用ロボットの課題としては、まだまだコストが高いことが挙げられます。 産業用ロボットの導入が高くつくので、経営者としては導入したくとも金銭リスクをとるふんぎりがつかないというのが大きな課題ではないでしょうか。

    コストは、大量生産することで下がります。

    多くの事業所が産業用ロボットを導入すれば、コストは下がっていくでしょう。

    工場の生産現場でも、産業用ロボットのコストはティーチングを中心に下がる可能性は十分あります。ティーチングはプログラミングなので、部品の再利用をしたり、ティーチングする人が熟練化したり、そもそもティーチングレスになったりして、生産スピードが上がり、コストも下がっていきます。

    普及すればするほど、コストが下がっていきますが、万が一の事故があったら被害が甚大になるので、あまり格安で産業用ロボットが売られる日は来ないかもしれません。それでも、高すぎるということはなくなるのではないでしょうか。

    ・ロボットでは、新しい仕事も生まれる

    ロボットが人を代替していくだけではなく、新しい仕事も生まれゆくことでしょう。

    ●話し相手・愚痴聞き

    ●SDGsの担当者

    ●AIアナリスト

    ●AIでの医療技師

    など、AIとうまくかみ合った仕事が新しく生まれると予想されています。

    つまり、協働になってくるのです。現在では、産業用ロボットも協働ロボットが存在し、人とロボットがともに働けるように法整備もされつつあります。

    ・最期に

    産業用ロボットの活用と、現状・課題についてみてきました。新しく生まれる仕事もあれば、消える仕事もあります。正確な仕事はロボットに置き換えられ、人間はケアをしたり、話し相手になったり、AIとうまく付き合ったりと、社会との関わり方が変わってくるのではないでしょうか。

    ROBoINでは、さまざまなロボットの情報を配信してまいります。何か産業用ロボットで聞きたいことがあれば、軽いことでも構いませんのでぜひご相談ください。産業用ロボットは正確さが必要になってくるので、豊富な知識を持ったアドバイザーが必要です。ぜひ、お問い合わせください。