これを読めばロボット導入のハードルが格段に下がる!ティーチングとは?

    こんにちは!産業用ロボットの情報を発信しているROBoINです。[◎△◎]

    今回は、産業用ロボット導入において必須であるティーチングについて、お話していきます。
    後半では、法律についてもお話しますので、ぜひ、ご覧ください。

    「ティーチングってどの工程?」という方は、ぜひ前回のコラムをご覧になり、導入の大きな流れをご確認ください。
    流れを理解することにより、今回のコラムがより効果的なものとなりますよ!
    ロボット導入の流れについてはこちら『産業用ロボットの導入方法とは?流れを解説!』

    ティーチングとは?

    ティーチングは、日本語で『教える、教育』という意味となるのは、皆さんご存知かと思います。
    そのままの意味で正しく、ロボット導入におけるティーチングとは、『ロボットに動きを教えること』です。

    みなさんが一番想像しやすいロボットアームと呼ばれる垂直多関節ロボットで例えるますと、”多関節”ということもあり、駆動する箇所があります。
    なので、自由度が高く、”右に回転してワークを取る”、”左に回転してハンドの向きを変えてネジ締めをする”、など作業工程に合った動作をさせることができます。

    でも、作業工程は十人十色、会社ごとでそれぞれちがいますよね。
    そんな各作業工程に合ったロボットの動作を指示するため、ティーチングが必須となっています。
    具体的には、「どういう条件のときに、どういう順番で、どう動くか」を指示します。

    後ほど、ご説明しますが、ティーチング作業には”特別教育”の資格が必要なのでご注意ください。

    そんなロボット導入に欠かせないティーチング、方法が3つほどあります。順に説明していきます。

    オフラインティーチング

    ロボットがない場所でロボット動作のプログラムを組み込む

    プログラミングと聞くと想像できるかと思いますが、パソコンやタブレットからプログラムを入力し、ロボットがどう動作するのか設定していく方法です。
    現在は、ほとんどの現場でこの方法が活用されています。

    「ロボットを直接見ながら動かしたほうがいいじゃん!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、オフラインティーチングのメリットは下記の点が挙げられます。

    【メリット】
    ① ロボットの破損の危険性を下げる

     いきなりロボットを動かしながら動作を設定していたら、思わぬ操作によって安全柵にぶつかってしまった・・・なんてことが避けられます。 勿論、設定を行うタブレットやパソコンの画面には、3Dデータのロボットが動作するので確認作業が容易です。

    ② 問題点を先に洗い出すことができる

     現場で動かす前にシミュレーションをして、ロボットがミスなく動作するか、作動時間は問題ないか、等の確認作業が事前に行えます

    ③ 現場に滞在して設定しなくてもよい

     ②と通ずるところはありますが、現場にもよりますが、3K(きつい、汚い、危険)の現場であったら、そんな場所でずっとティーチング作業をするのは良くないですよね。特に、“危険”な場所での長期滞在は避ける必要があります。
     

    オンラインティーチング

    ロボットの前で機器を使用してロボット動作のプログラムを組み込む

    前の項で「なるほど!オフラインティーチングのほうがいいね!」ってなった方、申し訳ございません。
    ロボットを見ながら直接動作設定を行う方法もあり、もちろんメリットもあります。

    【メリット】
    ① 知識が浅い人でもティーチングしやすい

    オンラインティーチングでは、ティーチングペンダントと呼ばれるリモコンのようなものを使用して動作設定するため、いわゆるラジコンのように操作することができます。

    ② 直感的にロボット動作がわかる

    勿論、目の前に実寸大のロボットが動いているので、画面の中の3Dデータを見るよりもわかりやすいです。

    ダイレクトティーチング

    ロボットを直接手で動かしてロボット動作のプログラムを組み込む

    オンラインティーチングを更にわかりやすくしたものがダイレクトティーチングになります。
    具体的には、ハンドを作業者の手で設定したいポイントへ動かし、設定します。
    メリットはオンラインティーチングと近しいですが、以下の通りとなります。

    【メリット】
    ①専門知識やスキルがなくてもできる

    ロボット本体についているボタンを押しながら任意の動作をさせることで、簡単にティーチングができます。
    大型のロボットに対しては、あまりおすすめできませんが、近年流行りだしている協働ロボットに対しては大きな影響をもたらしました。
    協働ロボットは小型かつ、作業員と一緒に作業することができ、ダイレクトティーチングによって柔軟に工程に浸透することができます。

    ちょっと待って!どの方法でもかならず資格が必要!

    ●法律で『ロボット操作には資格が必要』と定められています!

    専門知識やスキルがなくてもティーチングができる”ダイレクトティーチング”と、お話しましたが、決して誰でも操作していいわけではありません。
    違反すると罰金や厳しい処罰が下されるので注意が必要です。

    ただし、80W未満のロボットに対しては、資格不要で操作が行えます。具体的に、80W未満が何を指すかというと、協働ロボットにあたります。

    ロボットについての法律は簡潔に以下のような理解をしておくとよいでしょう。

    ・80W以上のロボットに対しては、特別教育(資格)が必要
    ・80W未満のロボットに対しては、人が近くで作業してもよい


    少し話をややこしくするのが、規制緩和により、条件を満たせば80W以上のロボットも同じ作業スペースで稼働させることが可能になっています。
    協働ロボットではなく、大型のロボットを運用したい!という方、当サイト内でも特別教育が受けられる施設を掲載していますので、ぜひご覧ください。

    特別教育拠点掲載ページはこちら『産業用ロボット教育拠点案内』
    特別教育についての記事はこちら『ロボット操作をするなら必ず必要!ロボットの安全管理・特別教育について』

    ご相談はROBoINまで!

    いかがでしょうか?
    ティーチングの内容を始め、法律や、特別教育についての知識が必要なことがお分かりいただけたかと思います。

    「教育がめんどくさい、難しそう」という方は、まず協働ロボットにて検討を始めるのも1つの手だと考えています。
    検討を進めていくうちに、必要なことが明確になり、80W以上のロボットの導入にシフトするということもあると思います。

    「知識があまりなく自社で検討を進めるのが難しい」「専門家の話を聞きたい」という方は、ぜひROBoINまでお問い合わせください。
    また、まったく未知の相談であっても、豊富な知識と経験で、お手伝いできることもあると思っていますので、何なりとお申し付けください。

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