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【ロボット導入事例】樹脂製品の面取り作業を自動化することで24時間稼働可能へ

製造DX.comでは工場自動化の事例を紹介しております。参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに初めての方でも問題なくご覧いただける記事制作を行っております。

主な導入内容

導入内容

企業情報

導入工程情報

生産現場の課題

樹脂成型は、様々な要因で寸法にバラツキが発生する

今回のエンドユーザー様は建設用の手すりの製品製造を行っていました。独自技術を用いた射出成型で生産する手すり用の樹脂製品は、人の手が触れる可能性が高い部品であり、安全上の配慮から、バリ取り、面取り加工が必要不可欠な工程でした。樹脂成型は、様々な要因で寸法にバラツキが発生するため、精密な金属加工の実現が難しいとされ、今回のエンドユーザー様も、長年の間、作業者による手作業で加工を行っておりました。昨今の高齢化により、バリアフリー化の意識が高くなり、生産数が急増したため、24時間体制で加工をすべく、自動化を検討しました。

ロボットシステムの導入

【主な導入製品】

  • 垂直多関節ロボット
  • 作業台

今回の事例では、射出成型機のそばに垂直多関節ロボットを配置することにより、射出成型からワークを取り出す作業から、面取り加工を行う一連の工程を完全に自動化することができました。また、手作業の動きを再現するため、エンドミルユニットにエアシリンダと電空変換システムを組み合わせることにより、柔軟性を持たせ、製品と密着しながら倣い加工ができるようになりました。

自動化による効果

本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。

主な効果など

  • 投資回収年数 :約1.4年
  • 生産性    :約14倍
  • 効果     :500万円/年
  • その他の効果 :品質の安定、単純作業の代替

※参考動画は本案件のロボットシステムではありません

ロボット導入のお問い合わせは製造DX.comまで

自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。

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弊社からは、製造業のデスクワークを簡単にするAI「SPESILL」を出展します。

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開催日時    2024年9月18日(水)~20日(金)

開催場所    オンラインでの開催

参 加 費      無料

※過去ITトレンドEXPOに参加いただいた方も再度参加登録をお願いします。

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運営会社について

製造DX.comを運営する株式会社ファースト・オートメーションは製造業特化の生成AI活用支援会社です。製造DX.com内で研究成果の一部を投稿しています。また、製造業のデスクワークをAIで簡単にする「SPESILL(スぺシル)」を開発提供しており、特に反響をいただいております。ぜひご活用ください!

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