【ロボット導入事例】集中力が必要な極小の光学レンズの整列作業をロボットへ代替!労働時間を1/16へ
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製造DX.comでは工場自動化の事例を紹介しております。参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに初めての方でも問題なくご覧いただける記事制作を行っております。
もくじ
特注製品の製造工程のため、寸法や形状が異なり組み合わが膨大に存在する
エンドユーザー様の事業内容1つとして特注品の門扉の製造を行っていました。従来、特注品の製造であり、顧客の建築物に合わせて都度設計するため、大きさや形状が異なり、全工程を熟練作業者が手作業で行っていました。
今回の事例のような場合だと、『実機を用いて直接ティーチング』『オフラインティーチングソフトの利用』があげられますが、エンドユーザー様側が初めてのロボット導入だったため、極力簡単な操作で完結したいとの要望がありました。
今回の事例では、エンドユーザー様がエクセルシートに任意の条件を入力することにより、簡単にロボットを操作することができるようソフトを設計しました。理由としては、以下のようなことがあげられます。
オフラインティーチングの場合
ロボットへ直接ティーチング
これらを解決するため、溶接パターンを分析、整理、分類し、エクセル表の限られた寸法を入力するだけで、エンドユーザー様の意図した溶接ポイント、溶接ピッチなどの溶接自動化を実現することができました。
本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。
※参考動画は本案件のロボットシステムではありません
導入をまだされていない方からすると、産業用ロボットは限られた動きをするだけかのように思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。今回の事例のように、パターンを分析することにより、無限大に近い作業パターンでも操作の単純化を実現することができます。ロボットSier様のスキルも勿論重要とはなるかと思いますが、導入する側もまた、歩み寄って情報を整理することで、幅広い作業に対応することができ、より良い効果を実現できることでしょう。
また、ロボットSier様の知見をお借りすることにより、みなさんの職場の課題解決のハードルを大幅に下げていただけるのではないかと思います。一歩踏み出して、ロボット導入を検討することにより、飛躍的な成果を収めることにつながることでしょう。
いかがだったでしょうか?品質を維持しながらコストを削減するためにはロボットが必要不可欠です。
また、工場自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。
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