【話題のDALL·E 3】ChatGPTで工場自動化検討のポンチ絵が作成できるか検証してみた
- #ChatGPT
製造DX.comでは工場自動化の事例を紹介しております。参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに初めての方でも問題なくご覧いただける記事制作を行っております。
もくじ
素材自体が繊細で作業には熟練を要していた
今回のエンドユーザー様は繊維強化プラスチックのトレーの製造を行っていました。切削や穴あけがない樹脂製品ではバリが発生しないと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ある種、樹脂製品のほうがバリが多く発生することも多いのが事実です。一部の樹脂以外の成型方法は、型を用いて成型するのが一般的です。その際、型がピッタリになることは多くなく、大半が少しずれてしまったり、充填する樹脂の量が多く、はみ出してしまうことがあります。この”はみ出し”がバリとなります。
金属の場合は、切削時や穴あけ時などにバリが発生するのに対し、樹脂の場合は、全周バリが発生することになります。金属の加工時同様、樹脂も成型時必ずといっていいほどバリが発生してしまいます。中でも今回のエンドユーザー様が取り扱っていた繊維強化プラスチックの場合、素材自体が繊細で、丁寧な作業を心がけていなければ、むしれや欠けが生じてしまう問題がありました。そのため、作業には熟練を要していたため、自動化を検討しました。
超音波カッターは、通常のバリ取り器具とは異なり、加工応力を低減することができ、繊細な素材に有効的な加工方法です。しかし、超音波カッターは、振動により熱が発生してしまい、高温になります。今回の事例の場合は、その高温対策として、ティーチングにより製品が温度影響を受けづらい加工手順をとりました。また、エンドユーザー様が当初考えていた導入形態の場合、ロボットを2台導入しなけれななりませんでした。ロボットSIerの精査により、コンパクトなシステムになり、ロボットも1台の可動で対応を実現することができました。
本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。
※参考動画は本案件のロボットシステムではありません
樹脂製品は熱に弱い傾向があり、バリ取り工程でも高温は発生してしまいます。ロボットであれば、ティーチングにより、高温になりずらいバリ取り加工が可能です。現在でもバリ取り加工は手作業で行われている工場も多いです。また、そのほとんどが熟練作業者による高速な作業が行われています。今後待ち受けている人手不足の対策としてもロボットの代替を行っていきたいですね。
自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。
弊社からは、製造業のデスクワークを簡単にするAI「SPESILL」を出展します。
開催日時 2024年9月18日(水)~20日(金)
開催場所 オンラインでの開催
参 加 費 無料
※過去ITトレンドEXPOに参加いただいた方も再度参加登録をお願いします。
https://spesill-local.studio.site
インターネット接続せず、セキュアに生成AI活用ができる環境を提供します。具体的には、ローカルLLMを使用して、専用アプリを50万円~提供します。買い切りになるのでランニングコストはかかりません。
DifyやMicrosoft CopilotなどのノーコードAIツールの活用方法がわからない、社内に導入したけど使用している社員が少ない、生成AIを活用した新事業を立ち上げたい、という企業様を徹底的にサポートします!
お気軽にお問い合わせください。
Word、Excelと親和性が高く、高度な文章生成、図表から文字・文字から図表の生成ができ、ナレッジ検索ができるAIアシスタントツールです。
専門文書の作成や社内外からのお問い合わせ対応などに課題を感じている、人手不足で業務が逼迫している、埋もれている有益なデータが大量にあるなどナレッジマネジメントのお悩みがあれば是非お気軽にお問い合わせください。
製造DX.comを運営する株式会社ファースト・オートメーションは製造業特化の生成AI活用支援会社です。製造DX.com内で研究成果の一部を投稿しています。また、製造業のデスクワークをAIで簡単にする「SPESILL(スぺシル)」を開発提供しており、特に反響をいただいております。ぜひご活用ください!
厳選した記事を定期配信
キャンペーン情報などをいち早く確認