Amazonやニトリも導入している!―物流倉庫で活躍するロボットシステム
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こんにちは!産業用ロボットの情報を発信している製造DX.comです。[◎△◎]
今回は、遠隔操作ロボットについてお話していきます!
もくじ
遠隔操作ロボットはその名の通り、遠隔で操作ができるロボットです。
近年では、大手ロボットメーカーが遠隔操作ロボットを一般販売を開始し、
危険な作業も遠隔操作により安全にこなせるようになりました。
遠隔ロボットについて詳しくまとめたコラムはこちら!
⇒『5Gによって更なる自動化が期待できるロボットの遠隔操作!遠隔操作ロボットの種類もご紹介!』
今なお、世界を騒がさせている新型コロナウイルス。
やはり最も大打撃を受けているのは、飲食業でもサービス業でもなく、医療業界でしょう。
皆さんご存じの通り、世界的に「人と人との接触」を控えるように促されいる中、
医療関係者は、患者との接触を避けることができませんでした。
また、感染症の重症患者が入院する集中治療室では、感染防止のため、
医療従事者が機器を簡易操作するたびにガウンやマスクなどの防護服を装着して集中治療室へ入室する必要があります。
そのため、非接触システムへの注目度が高く、各社開発に力を入れてきました。
従来の自動化、パンデミックが発生後から最近までのロボット業界の動向を見ていきましょう。
実はすでに多くの場所でロボットが活躍しています。
中でも、自動PCR検査ロボットが最も有名でしょう。
みなさんご存じの通り、新型コロナウイルス感染症の検査のためには、PCR検査を用いる必要があります。
当然、密にウイルスたち(検体)と向き合って作業しなければならず、最も感染のリスクが高い状態でした。
自動PCR検査ロボットは、ライン型で複数のロボットを用いて、各工程を完全自動化を実現しました。
更には、自動化することで、検査時間を24時間体制でかつ、速度も上げることができたため、
検査数を大幅に向上させることができました。
集中治療室で新型コロナウイルス感染症患者の治療に当たっている医療従事者の労働環境を改善するため、
2021/6/4に「集中治療室向け医療機器遠隔操作ロボット」の開発が発表されました。
前述したとおり、重症患者が入院する集中治療室では、防護服を着て治療室へ入室する必要がありました。
しかし、防護服を使用していても100%感染を防げるというわけではありませんでした。
また、医療従事者が点滴静脈注射による薬液投与の流量速度を調整する場合などは、
簡易的なボタン操作を行うために防護服などの装着が必要で、
防護服の使い捨て等のコスト増大が課題となっていました。
今回の医療機器遠隔操作ロボットは、その名の通り、前述した医療機器の操作を遠隔で行うことができ、
従来機器を使用するため、操作を間違える心配もなく、安全かつ、効率的に治療を行うことができます。
操作中に何らかのエラーが生じた場合、アーム先端に内蔵されているエアシリンダの減圧により、
ボタン接触面の圧力を開放し、ボタン操作を中断して安全性を確保することできるようです。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、ロボットへ注目がより高まりました。
今回お話した遠隔操作ロボット、自動化PCR検査システムは、
まだまだ従来のロボット技術を活かした結果にしか過ぎないといえます。
従来、製造業をはじめとするいろんな業界を自動化してきたシステムでも
同様に遠隔操作、自動化ラインは存在したため、それらを医療に落とし込み、
標準化した結果が、今回ご紹介した内容となります。
しかし、今後、5Gの発展を含め、更に自動化が急加速していきます。
ロボットへの注目が高まり、人類がウイルスという壁に激突した今、
新たな技術、新たな活用方法が誕生し、さらに多くの業界に影響を与えていくことでしょう。
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