遠隔操作ロボット導入メリットとは?安全に配慮した省人化を!
- #遠隔操作ロボット
こんにちは!産業用ロボットの情報を発信している製造DX.comです。[◎△◎]
今回は、ドローンについてお話していきます!
もくじ
ドローンはどういったものか、現代では普及が一般的になってきているので、
簡単に想像がつくかと思います。
しかし、意外にもドローンの定義はあまり知られていないという実態があります。
法的にドローンは以下の通り定義されています。
『無人であり、遠隔操作または自動操縦で飛行できる、200g以上の重量の機体』(航空法第2条22項)
少し余談にはなりますが、従来ドローンは軍事用として使用されており、
当時、無人車両や無人船舶などを含め、自律的に可動する機体の全般をドローンと呼んでいました。
現在の意味合いで”ドローン”という単語が使われ始めたのは2010年以降のことです。
そして法的に定義されたのは2015年のことであり、まさに最新技術ですね。
また、定義上、ラジコンのヘリコプターなどもドローンのうちに含まれますが、
一般的にはプロペラが4つあるものがドローンと呼ばれています。
ドローンでできることは大きく分けて、空からの撮影、運搬の2つに分けることができます。
●空からの撮影
カメラが搭載されており、空中から特定のものを点検することができます。
例えば、屋根の上に取り付けてある太陽光発電システム。
モジュールの汚れなどは、発電効率を大幅に下げてしまうことに繋がるため、
定期的な点検が必要ですが、屋根の上に設置されているため、
人手作業で確認するよりも遥かに効率的といえるでしょう。
●運搬
昨今では、宅配や拠点間の資源の供給にドローンが使われている事例もあります。
その多くは海外の事例とはなってしまいますが、アメリカでは、国から認められ、
Amazonのドローン宅配が行われいるそうです。
渋滞や、複雑な道路もないため、地域によっては、大きく成果を上げることができます。
前項で一部事例を出しましたが、ドローンが活躍できる業界は幅広く、
建設業や、土木業を始め、農業など、特に屋外作業が多い分野で大きな成果を上げることできます。
例えば、建設業、土木業では、ドローンによる3D測量が非常に効果的で、
空から特定のポイント間を簡単に測量することができます。
幅広い面積かつ、まだ整地が行われていない場所の測量となるため、
従来であれば数日~数週間の日数を費やしていたものが、ドローンにより数時間で完了することができます。
農業では、ドローンに農薬を積載し、広大な畑に空中から農薬散布を行うことができます。
更に、搭載したセンサにより、農作物の生育状況や土壌状況を分析することができ、
天候の問題こそありますが、誰でも簡単に品質の高い作物を作ることができるところまできています。
また、災害時の活用も注目を集めています。
空からの状況把握はもちろん、捜索、物資輸送を行うことができます。
人が立ち入ることが危険な場所の確認ができることや、そんな危険な場所への物資輸送が
安全かつ早急に行えるようになったのは、非常に心強いですね。
そのほかにもスポーツの試合撮影、セキュリティ、お客様へのパフォーマンスとしてドローンが活躍することもあります!
ドローンや無人車両は、ロボティクスのキーセグメントの1つです。
今後もさらに発展が期待され、また、同じく無人で稼働することができる
産業用ロボットとのコラボレーションが進んでいくことは間違いないでしょう。
産業用ロボットにより、自動で物資の請求をして、わざわざ人が物資を運ばなくても
自動で拠点まで物資を運んでくれ、その物資をまた自動で加工してくれる・・・。
そんな夢のような工場が実現するのも遠い未来の話ではないのかもしれませんね。
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