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こんにちは!
産業用ロボットの情報を発信しているROBoINです。[◎△◎]

最近、業界のニュースでメタバースって言葉をよく聞きますが、何のことですか?
Facebookがどうとかって聞きましたけど。

確かにメタバースはよく見るようになりましたね。
Facebookの社名が「Meta」に変わったことでメタバースが話題になったみたいですよ。

メタバースとは、簡単に言うとインターネットと繋がったバーチャル空間のことです。バーチャルな空間と言えばARVRと似ているようなイメージでしょうか。その辺りがイマイチ曖昧という方も多いようです。

そこで、本記事では

  • メタバースって何?
  • メタバースとARやVRとの違いは?
  • メタバースで製造業に影響があるの?

という3点について詳しく解説します。

これからはメタバースの時代。これを機にメタバースとはどのようなものかということを知って、仕事に活かせるようにしておきましょう。

初心者必見!これを読めば導入に向けて大きく前進!ロボット導入に必要な情報をまとめました!

メタバースとは何?わかりやすく解説!

メタバースについて、わかりやすく解説していきましょう。非常にわかりやすい動画がありましたので、まずはこちらを御覧ください。

動画を見ていただいてメタバースについて理解ができたと思いますが、もう少し詳しく解説していきましょう。

メタバースは「meta」「universe」をつなげて作られた造語です。それぞれの意味は下記の通り。

  • meta:超越
  • universe:世界

つまり、メタバースとは、現実世界と仮想世界を超越した世界という意味になります。これはSF小説で使われた言葉から取られたものでした。

メタバースでは、アバターを通じて他の参加者と交流できます。そして、そのようなインターネット上の空間は全てメタバースとなる可能性があるでしょう。メタバースという言葉はまだできたばかりで明確な定義がありませんが、現在のところ次の7つの必須条件があります。

  • 永続性:時間が無限に流れている
  • ライブで同時多発:多くの人が同じ空間をリアルタイムで過ごす
  • 上限がない:全員がアバターを持っていて設定に上限がない
  • 機能する経済:個人や企業が物の売買や仕事ができる
  • 現実世界との垣根がない:現実世界とメタバースの世界の両方にまたがるサービスが可能
  • プラットフォームの垣根がない:メタバースの世界ではプラットフォーム間の制限がない
  • コンテンツを自由に発信可能:個人が映像・音声・文章・ゲームなどを自由に発信できる

つまり、現実世界とメタバースの世界は同じになってしまうというイメージです。メタバース内で稼いだお金を現実世界で使えたり、ビルを建てたりショップをオープンすることも可能。

また、メタバース内のコンテンツに垣根がないというのも面白い発想です。Aのゲームで稼いだお金やアイテムをBのゲームでも使用することができるというのは画期的と言えるでしょう。

最近では、メタバース空間のゲーム内でコンサートが開催されるなど話題になっています。更に話題になったのが、メタバースという言葉をよく聞くきっかけとなったFacebookやマイクロソフトの動きでした。

FacebookはSNSを通じて現実世界と仮想世界を限りなく近いものにするという考え。マイクロソフトは「Microsoft Mesh」において複合現実という技術を目指すとして発表しています。

そして、忘れてはならないのが任天堂から発売された「あつまれどうぶつの森」です。ゲーム内で旅行ができるなど、現実世界とメタバースの世界を同じように利用できるようになっています。

ところで、メタバースとARやVRとはどのような違いがあるのでしょう?

AR・VRとメタバースの違い

まずはARとVRは何を指しているのかということからおさらいしましょう。AR・VRを簡単に説明すると、下記のようになります。

  • AR:現実世界をベースにして追加情報を付加する
  • VR:仮想空間にユーザ自身が飛び込む

ARとVRについての詳細は別記事で解説しています。詳しくは『製造業でのAR/VRの導入事例!作業効率・経費削減も可能!』の記事をご覧ください。

ここで、ARやVRとメタバースはどのように違うのかという疑問があるかもしれません。

実はARやVRの延長線上にメタバースがあると考えるとわかりやすいのではないでしょうか。メタバースには前述したような必須条件がありますが、実はAR・VRのどちらでも実現が可能です。

したがって、AR・VRとメタバースは全くの別物ではなく、AR・VRの進化したものがメタバースと言えるでしょう。

メタバースについては理解できました。
でも、メタバースが製造業に関係しているというイメージができません。

メタバースがもたらす製造業への影響!BMWの事例

出典:YouTube

メタバースがどのように製造業に取り入れられているのでしょうか。

前述した通り、メタバースとは現実世界と仮想世界をつなぐものです。このような考えでメタバースを有効的に取り入れている製造業の例として、次の3社の事例を紹介しましょう。

  • 日産自動車
  • BMW
  • 伊藤忠テクノソリューションズ

では、順に詳しく解説していきます。

日産自動車はメタバースを使ってイベントを開催!

日産自動車では「日産アリアとめぐる環境ツアー」などの取り組みをメタバース上で開催しました。イメージ映像が下記の動画です。

このイベントは仮想空間上に「NISSAN CROSSING」を公開し、電気自動車「日産アリア」に乗って世界中を旅するイメージのツアーとなっています。

世界中を旅するとともに地球温暖化について考え、日産自動車のカーボンニュートラルなどの環境に配慮する取り組みなどを紹介するイベントです。バーチャルな世界なので北極と南極を同時に体験できるという、現実ではあり得ない事を体験できる点も魅力の一つと言えます。

BMWはメタバースの複製工場で新規の製造工場をシミュレーション!

BMWではNVIDIAの「Omniverce(オムニバース)」というシステムを使ってシミュレーションを行っています。その結果、1分に1台(年間200万台以上)の自動車生産が可能となりました。

Omniverceではメタバースの複製工場デジタルツインとして完璧な状態で作り出すことができます。ロボットと人間が助け合い、1台1台異なった自動車を製造する為に、BMWの工場をメタバース上に作ってシミュレーションを行いました。

デジタルツインとは、サイバー空間(デジタル空間)にフィジカル空間の情報をコピーし、再現するというもの。デジタルツインに関する詳細は別記事に記載していますので、詳しくは『製造業CPSについて詳しく解説!IoT・デジタルツインとの違いも!』の記事を参考にしてください。

BMWにおけるメタバース上の工場では、ロボットのシミュレーショントレーニングを行います。もちろん、実際の工場とメタバース上の工場で使用しているAIやソフトウェアは全く同じもの。したがって、実際の人やロボットを動かすことなく生産状況の確認が可能となります。

メタバースにおける複製工場の最終目的は新しい工場のレイアウトを計画することです。

メタバース上の工場においてシミュレーションすることで、計画に必要な時間が少なく、柔軟性と精度が上がりました。結果として計画に必要なプロセスを30%削減に成功。BMWではメタバースを取り入れた良い事例と言えるでしょう。

伊藤忠テクノソリューションズでも生産ラインをメタバースで実現

伊藤忠商事の子会社である伊藤忠テクノソリューションズも、上記のBMWと同様の事業を開始することを発表しています。

内容としては、メタバース内において工場の生産ラインを構築するシステムの提供です。このシステムを利用することで、生産ラインを建設前にシミュレーションすることができます。

つまり、前述のBMWと同様に生産ラインの構築に必要なプロセスを大幅に削減可能。これからの日本国内の製造業ではこのようなメタバース内での工場建設が当たり前となるかもしれません。

メタバースは将来的に製造業を大きく変化させる

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本記事ではメタバースについて詳しく解説しました。もう一度記事を振り返ってみましょう。

まず、メタバースとは、現実世界と仮想世界を超越した世界という意味でした。メタバースは新しい考え方なので明確な定義はありませんが、必須条件としては以下のような7つが挙げられます。

  1. 永続性
  2. ライブで同時多発
  3. 上限がない
  4. 機能する経済
  5. 現実世界との垣根がない
  6. プラットフォームの垣根がない
  7. コンテンツを自由に発信可能

また、本記事ではメタバースを製造業に取り入れた事例として次の3社を紹介しました。

  • 日産自動車
  • BMW
  • 伊藤忠テクノソリューションズ

日産自動車はメタバース内で地球の環境問題への取り組みというテーマのイベントを開催しました。

また、BMWやテクノソリューションズではメタバース上に複製工場を作ることでシミュレーションを行い、新しい工場建設の計画を行っています。結果として計画に必要なプロセスの大幅削減が可能です。

現在、メタバースはゲームやエンタメ業界で盛り上がっていますが、製造業に取り入れている企業は少ない状況です。しかし、この大きな流れはやがて製造業界にも押し寄せてくることでしょう。その時の為にも、まずは製造工場のDXを推進していくのがおすすめです。

製造工場のDX推進に関するご相談は、ROBoINまでお気軽にどうぞ!

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