建設業界でのロボット活用が活発化!

建設業界でのロボット活用が活発化!
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こんにちは!産業用ロボットの情報を発信している製造DX.comです。[◎△◎]
みなさんは、建築業界でもロボットを運用した自動化が進んでいることをご存知でしたか?

今回は、産業用ロボットによる現場の改革『RX』について、お話していきます。

RXとは?

“Robtics Transformaition ” (ロボティクス トランスフォーメーション)

デジタル導入を通じて、市場競争の優位性を獲得する変革『デジタルトランスフォーメーション』を通称DXと呼びます。
RXは、ロボティクスのトランスフォーメーションですから、DXとRXは近い関係にあるといえます。

RXの定義はいくつかあり、その解釈も多種多様ですが、基本的には人材不足を解消し、作業の質を高めて市場の優位性を獲得する、つまり競争に勝つということです。

RX成功の肝

競争に勝つということは、研究することでもあります。
市場で誰がライバルで、世の中にはどのような事例があるのか。そうしたリサーチも必要です。
さらには、ロボットそのものに対する知見も求められます。

建築現場にロボットを

たとえば、建築現場において「Carry」と「Shot」というロボットが活躍しています。
天井の石膏ボードの取り付けに関して、2台のロボットが活躍します。
ビス打ちをロボット「Shot」が、そしてビス打ちの位置サーチを別のロボット「Carry」が担当します。
2台で連携できる強みがあるので、ロボット同士がコミュニケーションを取るのも魅力です。
ただし、ビスの位置止めと、ビス打ちだけで天井ボードの全工程をはり付けていくことができるわけではありません。

ロボットは単純かつ決められた動きをして、人間とサポートし合って作業効率を向上させます。
基本的に人が天井の作業をすると、ずっと上を向いて体も痛めますので、作業負担を軽減させると同時に、作業の質を高める働きがあります。

現場の機材管理などをロボットで行う

建築現場でロボットが活躍する場面は、作業工程だけではありません。
工程を管理することそのもの、現場監督の仕事も、ロボットがサポートします。
スマート生産ビジョンを持った企業では、プロセスをデジタル化すると同時にリモート化を実現し、作業のおよそ5割をロボットが担当するようになりました。

名古屋の伏見にある、Kスクエアは、ロボットと技術の導入によって建てられています
同時に、労働時間の削減も実現しています。週休2日を達成し、仕事と私生活のバランスや、疲労回復、待遇の向上に貢献してくれるのが、ロボット導入の副次的な効果です。

どんどんスマートになっていく現場

土地開発は、デベロッパーが集中する都心部だけはなく、地方でも大切な仕事です。
しかし、現場のノウハウがみえづらかったり、土地土地に強い建築会社があったりなど、情報と技術の偏りがあるのは事実でした。
そこが、ロボットの導入によってデータ収集ができるので偏りがなくなり、ノウハウが見える化して、人の経験と勘に頼らない工事が可能になります。

ロボットはただ効率よくプログラム通りに動くだけでなく、各種データも取り込んでくれます。
よって、のちのちデータ分析を行って、より再現可能、代替可能な仕事になります。
それらにより、人の定着だけでなく、ダイバーシティや働きやすさの実現にもつながっていきます。
従業員や現場スタッフの作業負担軽減や労働環境の向上にもつながります。

まとめ

繊細な動きが可能で、人と一緒に働く協働ロボットは、メリットもたくさんある存在です。
何より生産性の向上がとても大きく、市場競争の中での優位性を獲得できます。
近年、事務作業やデスクワークの世界では、デジタルトランスフォーメーション(DX)が盛んにいわれていますが、現場仕事の世界ではすでに徹底的に効率化が考え抜かれているので、協働ロボットの投入はそこにさらなる合理化をもたらしてくれます。

といっても、協働ロボットは、人間とともに働くために安全に安全を期す必要があります。
事故が起きたら、従来型のロボットと同じか、それぐらいのダメージがあるかもしれません。
よって、ロボットメーカーやロボットSIerの選定もとても大切になってきます。

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