油圧ブレーカ部品の内径のR面取作業を自動化!専用治具で着脱作業を削減!ーロボット導入事例52

    こんにちは!産業用ロボットの情報を発信しているROBoINです。[◎△◎]

    今回も、ロボット導入事例を掲載していきます。
    参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに嚙み砕いてまとめていきます。

    みなさんの困りごとに対しての解決方法となれば幸いです!

    ①主な導入内容

    【導入内容】
    ・軸ロボットの利用と特殊工具、トルクセンサにより、内径のバリ取りを実現
    ・走行装置を備えたロボットで、ロボットが移動しながら連続的に加工を行う

    【企業情報】
    ・中小企業
    ・製造業(機械製造)

    【導入工程情報】
    ・加工工程(面取り)
    ・生産性の向上

    ②導入前(生産現場の課題)

    今回のエンドユーザー様は事業の一環として、油圧ブレーカーの製造を行っていました。

    油圧ブレーカーとは、油圧機の一種で、油圧ショベルの先端に搭載することで、
    岩盤・コンクリート破砕、岩盤掘削、岩盤・転石の小割などの作業に使用することができます。
    道路工事や基礎工事を始め、採石場などでも活躍する油圧機です。

    中でも主要部品であるチゼルホルダという主に衝撃工具に使用される部品があります。
    この部品には大型のざぐりが施されており、内径には、R面取りが必要な場所があり、
    形状の複雑さから従来は、専用機を用いて自動化することができず
    作業員がハンドツールを用いて加工していました。

    そんな中、展示会にてロボット技術の進歩を目の当たりにし、自動化を検討しました

    ③ロボットシステムの導入

    【主な導入製品】
    ・垂直多関節ロボット
    ・直交ロボット
    ・専用治具

    今回は、直交ロボットを課題とした可動式の垂直多関節ロボットが選定されました。

    可動式にすることで、専用治具に最大10個までワークを載せ、連続で加工が行えるようになりました。
    それにより、ワークの着脱が不要となり、大幅に時間を短縮することができるようになりました。

    さらに今回の事例では、加工工具(ロボットハンド)を新規設計して内径加工に適したものを制作、
    垂直多関節ロボットの特徴といえる、自由度の高い動きにより、複雑な動きに対応することができるようになりました

    ④自動化による効果

    本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。

    【主な効果など】
    投資回収年数 :約3.7年
    生産性    :約1.3倍

    導入部門人員 :1人削減
    効果     :400万円/年
    その他の効果 :品質の向上、作業者の訓練時間が削減
    過酷作業の代替え支援

    ※参考動画は本案件のロボットシステムではありません

    ⑤最後に

    熟練作業は、作業者の教育はもちろん、熟練技術の継承が必要となります。
    それら教育は、後世には大きな影響をもたらすことができますが、
    決して生産性が高い工程とはいえません

    それは、教育する側、教育される側、必ず二人以上が手を止めてしまうことになるためです。

    ロボットによる作業の代替を行えば、導入以降、メンテナンス作業以外の工程が不要となります。
    人手不足の今、必ず貴社に大きな影響をもたらすことができるでしょう。

    ロボット導入のお問い合わせはROBoINまで

    いかがだったでしょうか?

    ロボット導入について「もうちょっと知識を深めたい」という方はこちらのコラムをご覧ください!
    『初心者必見!これを読めば導入に向けて大きく前進!ロボット導入に必要な情報をまとめました!①』

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