今話題の配膳ロボットについて徹底解説!導入するメリット・デメリット、導入事例、主要メーカーなどを紹介
- #配膳ロボット
こんにちは!
産業用ロボットの情報を発信している製造DX.comです。[◎△◎]
ロボットと言うと産業用ロボットを思い浮かべてしまいますが、最近は消費者用のロボットも普及してますね。
以前からペットロボットはありましたが、最近ではサービス業界で使用するようなロボットが普及してきたというイメージですね。
製造DX.comのコラムでは産業用ロボットについて取り上げることが多いのですが、今回は消費者用のロボットについて取り上げてみましょう。消費者用ロボットにも世の中のトレンドがあります。
そこで、今回は消費者用ロボットのトレンドについて詳しく解説しましょう。消費者用ロボットと一口に言っても、実は様々な分野で利用されています。記事では、どのような分野のロボットがあるのか詳しく解説しました。今はまだ知られていない分野でも、今後の活躍が期待されるものもあります。あなたの興味のある分野でも今後利用できるかもしれませんので、ぜひ記事を最後まで御覧ください。
もくじ
消費者用ロボットと言っても、下記のような様々な分野があります。
総務省の調査によると、上記の中でも将来的に活躍が期待されているロボットの分野は下図の赤枠部分です。
ここでは、上記の将来的に期待されている
の分野に加えて、サービス分野で現在多く利用されているコミュニケーションロボットについて詳しく解説しましょう。
近年、地球規模で多くの自然災害が発生している印象です。2011年に発生した東日本大震災は記憶に新しいのではないでしょうか。そんな東日本大震災で活躍したのが、レスキューロボットです。レスキューロボットの開発は、1995年に発生した阪神大震災が切っ掛けとなりました。現在は様々な研究機関で開発されているので、トレンドと言っても過言ではありません。
レスキューロボットというのは具体的にどのようなものを指すのでしょう?
レスキューロボットについては下記の動画を見ると理解が深まります。
上記の動画は京都大学で開発されたレスキューロボット。実際に東日本大震災で活躍したのは、千葉大学が開発したレスキューロボットでした。このように、現在では多くの大学でレスキューロボットの開発が進められています。
レスキューロボットの主な利用方法としては以下の3点。
レスキューロボットはコンテストなども開催されていて、年々高機能のロボットが開発されているという印象です。近年ではIoTを用いて取得したビッグデータをAIで解析するのがトレンド。今後ますます地震大国での活躍が期待できるでしょう。
現在の日本は高齢化社会です。しかも、少子高齢という現状から、介護に携わる人が足りていません。今後は更に加速していくことになるでしょう。したがって、介護用のロボットが一種のトレンドです。実は、厚生労働省では平成30に「介護ロボット開発・普及推進室」を設置し、介護用ロボットの開発を支援しています。
介護用のロボットを大きく分類すると次の4種類になります。
では、それぞれについてもう少し詳しく解説しましょう。
介護支援型ロボットとは下記のような介護業務を支援するロボットです。
介護の仕事は重労働となるので、介護者にも大きな負担がかかります。したがって、介護者の負担を減らすためのロボットが必要不可欠。今後、介護者の人員確保が難しくなることを考慮すると、早急に対策を行う必要があるでしょう。
自立支援ロボットとは、下記のような行動を要介護者(消費者)が一人でできるようにサポートするためのロボットです。
現状では、自立歩行や立ち座りの動作を支えるための自立支援型ロボットなどがありますが、今後はますます発展していくでしょう。
コミュニケーション型ロボットは要介護者(消費者)とコミュニケーションを取ることのできるロボットです。コミュニケーションとは、単純に要介護者と話をするだけではなく、レクリエーション的なことも行う目的で設計されています。
コミュニケーション型ロボットの役割は次の2点です。
認知症予防という点では大いに期待ができるのではないでしょうか。
セキュリティ型ロボットは、消費者の様子を見守るためのロボットです。主な目的は徘徊予防や事故予防。特に消費者となる独居老人や認知症の方の安全を確保するには有効です。
医療業界におけるロボットの役割は年々大きくなってきています。特に手術ロボットは一種のトレンドと言えるでしょう。手術ロボットと言っても、自動で手術を行うというものではありません。医師の手の動きをロボットが忠実に再現し、医師の身体的負担を軽減させる支援ロボットです。また、手術ロボットによって手術を行うことは結果的に消費者である患者の身体的負担も軽減することができます。
医療業界におけるロボットの導入については、下記の記事に詳しく記載しているので参考にしてください。
>>ロボット自動化が医療・介護業界にもたらす効果を詳しく解説!
現代は働きながら育児をしている人も多く、様々な支援がなければ子育ても難しい状況です。行政からの支援を受けることもできますが、それだけでは心の余裕を持つこともできません。そんな時に消費者として活用できるのが子育て支援ロボットです。
たとえば下記の動画ChiCaRoのように、遠くに離れている祖父母とも一緒に子育てができるというのは理想的ではないでしょうか。
子育て支援ロボットはまだまだ開発途上の分野と言えます。したがって、今後のトレンドとして期待できるでしょう。多くの企業が参画し、選択肢が増えることが期待されます。
サービス業界でトレンドとなっているのが、コミュニケーションロボットです。コミュニケーションロボットは種類も増え、いろいろな選択ができるようになりました。消費者目線でも親しみやすいロボットが増えたという印象です。
こちらは富士ソフトが開発したコミュニケーションロボットの「PALRO」の動画です。短い動画なので、ぜひ御覧ください。
主なコミュニケーションロボットについて、発売時期と名称・メーカーを下記にまとめました。
コミュニケーションロボットは店舗の受け付けを行ったり、ペットの代わりとなったりと消費者の癒やし効果も得られます。身近なところでAIが体験できるロボットとして、今後更に多くの分野での活躍が期待できるでしょう。
本記事では消費者用ロボットのトレンドということについて、様々なロボットを紹介しました。日本は言わずと知れた世界一のロボット生産国です。しかし、その多くは製造業界で使用されている産業用ロボット。今回は産業用ロボットではなく、我々消費者に身近な存在のロボットについて詳しく解説しました。
記事内で紹介したロボットは以下の5種類の消費者用ロボットです。
上記の消費者用ロボットは、今後ますます活躍が期待されています。
自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。
弊社からは、製造業のデスクワークを簡単にするAI「SPESILL」を出展します。
開催日時 2024年9月18日(水)~20日(金)
開催場所 オンラインでの開催
参 加 費 無料
※過去ITトレンドEXPOに参加いただいた方も再度参加登録をお願いします。
https://spesill-local.studio.site
インターネット接続せず、セキュアに生成AI活用ができる環境を提供します。具体的には、ローカルLLMを使用して、専用アプリを50万円~提供します。買い切りになるのでランニングコストはかかりません。
DifyやMicrosoft CopilotなどのノーコードAIツールの活用方法がわからない、社内に導入したけど使用している社員が少ない、生成AIを活用した新事業を立ち上げたい、という企業様を徹底的にサポートします!
お気軽にお問い合わせください。
Word、Excelと親和性が高く、高度な文章生成、図表から文字・文字から図表の生成ができ、ナレッジ検索ができるAIアシスタントツールです。
専門文書の作成や社内外からのお問い合わせ対応などに課題を感じている、人手不足で業務が逼迫している、埋もれている有益なデータが大量にあるなどナレッジマネジメントのお悩みがあれば是非お気軽にお問い合わせください。
製造DX.comを運営する株式会社ファースト・オートメーションは製造業特化の生成AI活用支援会社です。製造DX.com内で研究成果の一部を投稿しています。また、製造業のデスクワークをAIで簡単にする「SPESILL(スぺシル)」を開発提供しており、特に反響をいただいております。ぜひご活用ください!
厳選した記事を定期配信
キャンペーン情報などをいち早く確認