【ロボット導入事例】多品種少量生産にメスを!成型を自動化し、不良を1/10へ削減
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こんにちは!
産業用ロボットの情報を発信している製造DX.comです。[◎△◎]
東京都と言えば、事業所数が全国の1割以上だとか。
ということは、単純に産業用ロボットを扱っている事業所も東京が1割くらいということ?
きちんとした統計データは見付からなかったのですが、東京都のロボットSIerが多いことだけは確かですね。
東京都には全国の1割以上の事業所が集中していることからもわかるように、東京都を拠点としているロボットSIerも多くなっています。しかし、SIerを選択する際に、どこに依頼すれば良いのかわからないという場合も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、東京都のロボットSIerについて、基本情報や各社の特徴などを紹介します。ロボット導入の際には参考にしてください。
もくじ
株式会社FAプロダクツはIndustry 4.0の時代を次代へとつないでいくロボットSIer。「コネクテッド。インダストリーズ」の実現を目指し、DXやスマートファクトリー、スマートエネルギーなどにも詳しい最先端の企業です。
株式会社FAプロダクツの基本情報は下記の通りです。
株式会社FAプロダクツは
という2つの柱を軸に、新たな価値・産業の創造を目指しているロボットSIerです。かつての「Made in Japan」を取り戻すべく、製造業を元気にするために最先端の技術を取り入れています。
また、スマートファクトリー事業として地域産業のデジタル化支援に取り組み、地域の生産性・高付加価値企業群を創出する活動にも積極的です。
愛知産業株式会社は溶接技術、冶金技術、工作機械関連製品を中心に自社システムの開発、設計、製造、販売を手掛けるロボットSIerです。システムの販売だけでなく技術サポートも行い、ものづくりの未来に貢献しています。
愛知産業株式会社の基本情報は下記の通りです。
愛知産業株式会社が得意とするのは溶接ロボットシステムを含む溶接自動装置です。これまで、下記のような自動システムを構築してきました。
溶接以外のシステムでは下記のような専用加工機も製造しています。
愛知産業株式会社では世界の先端技術をソリューションで提供し、多種多様なシステムを製造。顧客の価値向上と日本のモノづくり産業を支えるロボットSIerです。
ロボコム株式会社はロボット設計開発(構想設計)専門のSIerです。何の疑問も抱かないかもしれませんが、実はロボット設計開発専門のSIerはロボットシステムインテグレート領域の中でも日本初。経験・実績・スキルが最も必要な業務だからこそ、専門業者に依頼できるのはありがたいことです。
ロボコム株式会社の基本情報は下記の通りです。
ロボコム株式会社の最大の特長は、前述した通り構想設計専門のSIerという点です。一般的なロボットSIerは構想・設計から導入までの間がブラックボックス状態。しかし、ロボコムの場合は設計部分だけなので、後の工程については専用の装置メーカーに依頼することになります。
また、国内すべての通信ロボットに対応可能。さらに海外のロボットメーカー機器の取り扱いも多数実績あり。経験豊富なプロフェッショナル集団が最新・最高のものづくりを探求します。
日本バイナリー株式会社は米国、EU、スイスの有力企業との業務提携などにより顧客のニーズに答えるロボットSIerです。一般企業だけでなく、国公立研究所、大学の研究室及び医療の臨床治療現場などにも導入実績があります。
日本バイナリー株式会社の基本情報は下記の通り。
日本バイナリー株式会社の主な事業実績としては
などです。設計、製作から納入、メンテナンスまでを一貫して手がけています。
また、近年ではバーチャルリアリティが話題ですが、日本バイナリー株式会社でも様々な分野のVRシステムを開発しています。一般的なロボットSIerでバーチャルリアリティの研究・開発を行っているところはまだまだ少ない印象なので、一歩先を行っていると考えても良いでしょう。
多くの研究機関や大学などとの取引があることからもその功績がうかがえます。
日本電技株式会社は1959年に設立された、ビルディングオートメーションをメインに取り組まれているロボットSIerです。創立から半世紀以上、顧客ニーズの変化に対応しながら歩み続けてきました。
日本電技株式会社の基本情報は下記の通りです。
日本電技株式会社は
の2本の柱で運営されている企業です。ビルディングオートメーションは空調やエネルギーの供給・分析に関するソリューションです。環境に応じたビル運用を提供します。
インダストリーオートメーションでは生産設備関連の事業を展開。ピッキングロボットやパレタイジングロボットを導入することで、省力化やコスト削減に大きく貢献しています。
また、日本電技株式会社はテクニカルセンターを設置しているため、申込みをすれば誰でも見学やワークテストが可能です。
日本産業機械株式会社は製造業だけではなく、医療分野や各種施設に様々な設備を導入しているロボットSIerです。導入実績の9割以上が受注生産。顧客の要求一つ一つに応え、成長してきました。
日本産業機械株式会社の基本情報は下記の通りです。
日本産業機械株式会社は下記の3部門で事業展開をしています。
他社ロボットSIerと大きく異るのは、門扉および開閉装置などの建材事業部門やペットの肥満解消の対策商品などを製造している点でしょう。
また、建材事業部門やペット関連商品の幅広い知識と経験も様々な分野の産業機械において構想や設計に活用し、数々の難問を解決してきました。
日本産業機械株式会社では、「環境にやさしい」「人にやさしい」「モノにやさしい」を信条に事業活動をおこなっています。顧客満足度ナンバーワン企業をめざし、人に、社会に、暮らしに貢献しているロボットSIerです。
日鉄テックスエンジ株式会社は、総合エンジニアリング企業として、優れた技術とサービスの提供を行っているロボットSIerです。基本は日本の産業を支える製鉄業。現在は機械や建設、ロボティクスなどの事業を展開中です。
日鉄テックスエンジ株式会社の基本情報は下記の通り。
日鉄テックスエンジ株式会社は日本製鉄グループ。世界一と評される日本の製鉄技術を牽引する企業の一つです。製鉄以外の分野では下記の事業を展開しています。
日鉄テックスエンジ株式会社の強みは、30年以上の実績と経験によるメカ機構設計と制御システム設計です。また、3D計測や3D CAD、CAE解析などのツールを利用して顧客ニーズに応えることができます。
ロボットの導入実績としては
など。溶接・切断ロボット、パレタイジングロボット、高精度位置決めロボットなどのシステムを多く導入してきました。また、日鉄テックスエンジ株式会社はDX(デジタルトランスフォーメーション)分野でも高い評価を得ているロボットSIerです。
ミツイワ株式会社は1964年の創業以来、ICTシステム分野とデバイスソリューション分野において企画・構築からサポートまで、トータルにサービスを提供しているロボットSIerです。工場や物流の効率化を通じて顧客事業の成長に貢献しています。
ミツイワ株式会社の基本情報は下記の通りです。
ミツイワ株式会社では、
の3つの事業を展開しています。ミツイワ株式会社の強みは何と言ってもICTサービスとロボット・FA機器との連携です。自動化システムにITを活用することで、情報の可視化や稼働状況の把握が可能。
また、RPAの導入や活用の支援も行っています。RPAを導入したものの、うまく活用できないという場合にはRp-Axis(ミツイワメソッド)を利用してください。
株式会社三信は多種多様の生産設備を一品特注品として開発・製造しているロボットSIerです。顧客の要望に添った革新的なFAソリューション・次世代スマートファクトリーを実現します。
株式会社三信の基本情報は下記の通り。
株式会社三信は
などの生産自動化システムの設計から据付、アフターサービスまでの工程を自社一貫生産体制で手がけるロボットSIerです。1933年の創業以来、80年以上に渡り自動化に携わってきました。現在はスマートファクトリー化の実現に取り組んでいます。
また、ISO14001の認証を取得し、事業活動と環境マネジメントシステムを統合。製品及びサービスの提供とともに資源の有効活用や環境問題にも取り組んでいる企業です。
興和テックメイク株式会社は産業ロボットを使ったシステムの開発で20年間の実績があるロボットSIerです。また、ファナックロボットシステムインテグレーター・MELFA SIパートナーに 登録されています。
興和テックメイク株式会社の基本情報は下記の通りです。
興和テックメイク株式会社は省人化ロボットシステムとして、
などのFA装置全般の省人化ラインの開発・設計・製作・セットアップまでを一貫して行っています。
また、ロボットで最も難しいロボットハンドの設計・製造分野では、ひとつの作業のみに対応した「単面ハンド」と複数の作業に対応した「多面(2~ 4面)ハンド」の製造が可能。用途に応じたカスタマイズ部品を制作できます。
本記事では東京都のロボットSIerについて取り上げました。東京都には全国にある事業所の1割以上が集まっています。したがって、東京都を拠点にするロボットSIerも多く、業者選びも難しいかもしれません。
記事内で取り上げたのは下記の10社。それぞれの基本情報や特徴を知り、ロボットSIer選びの参考にしてください。
ロボットを導入する際には、利用状況に最適なシステムを選択しなければなりません。その第一歩となるのがSIer選びです。
自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。
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