
FAロボット採用5つのピッキング事例!ビジョンセンサで確実に!
- #ピッキングロボット
こんにちは!産業用ロボットの情報を発信しているROBoINです。[◎△◎]
今回は、ピックアンドプレースの自動化についてお話していきます!
ロボット導入に必要な情報、進め方をおまとめしましたので、合わせてお読みください。
ロボット導入に必要な情報や進め方はこちら
⇒『初心者必見!これを読めば導入に向けて大きく前進!ロボット導入に必要な情報をまとめました!①』
ピックアンドプレースとは、対象物を拾い上げ、特定の位置まで搬送する作業のことです。
例えば、ある製品が流れているコンベアから、製品を拾い上げ、向きを整えて、
別のコンベアに載せたり、不良品を取り除いたりします。
機械製造や食料品製造業を始め、医薬品や化粧品、検査や試験など、
様々な業界で必要となる作業であり、その難易度からまだまだ人手作業が主流な企業も多くあります。
ピックアンドプレースの一番の課題は、瞬時の判断力が必要であることでした。
そのため、従来は、人手作業が主流でした。
具体的には、コンベアに次々と流れてくる製品を
向きや形、色など様々な要因を瞬時に判断する必要があり、
それらは、従来のロボットでは、ハードルが高いとされていました。
そういったスピード感と合わせて、正確さも必要とされていて、
まさに”スポーツ”といっても過言ではないレベル感の現場もあり、
管理者の自動化したい思いを打ち砕く作業でした。
近年では、ビジョンセンサ(カメラなど)の技術が発達し、自動化が急速に進んでいます。
ビジョンセンサはまさに”瞬時の判断力”に最も重要な部分であり、
判断スピードが速くなったと同時に価格も下がってきています。
ビジョンセンサはいわゆるオプションの部分にあたるため、
様々なロボットタイプが対応できるようになりました。
ピッキング作業に適したロボットタイプをまとめたコラムはこちら
⇒『 ピッキング作業に最適なロボットは?導入状況によって適切なロボットを選定しよう! 』
自動化のメリットは、やはり、正確性と衰えない作業スピードでしょう。
人手作業の場合、どうしても集中力が低下したり、体調に左右され、
正確性・作業スピードが落ちてしまうことがあります。
ロボットは、それら集中力や体調といった欠点がなく、
プログラムで決められた動きを正確に、かつ速く動作することができます。
更に、現場によっては、常に中腰姿勢だったり、前かがみだったり、
無理な姿勢での作業を強いられていることがあります。
最悪の場合、作業者が一生患っていくことになってしまう腰痛等を引き起こす可能性もあります。
そういった、身体的・精神的負荷をなくすことができることもメリットの1つです。
身体的・精神的負荷をなくすことにより、現場が活気立ち、更なる効率化へ繋がるため、
当初の導入目的以上に潜在的課題の解決ができ、より結果が得られることに繋がります。
ピックアンドプレースの自動化の課題としては、
ロボットSIerと密に仕様を練り合わせる必要があります。
勿論、他の工程の自動化も仕様の練り合わせ、検討は非常に重要ですが、
ピックアンドプレースは、製品が流れてくる速度や、その形状、
向きを判断する条件、どんなビジョンセンサを使用するか、など要因が多く、
様々な要因をしっかりと抽出し、ロボットSIerへ伝える必要があります。
それら条件は、仕様検討の段階で詳細に決めておく必要があり、
終盤での条件変更は、仕様を大きく覆してしまい、
導入納期に大きく影響が出ることはもちろん、費用も大きくなる可能性があります。
初めて導入する方は、難しく考えてしまうかもしれませんが、
あなたの会社の業界を得意とするロボットSIerを見つけることで、
そのハードルを各段に下げることができます!
いかがだったでしょうか。
「もうちょっと知識を深めたい」という方はこちらのコラムをご覧ください!
⇒『初心者必見!これを読めば導入に向けて大きく前進!ロボット導入に必要な情報をまとめました!①』
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