【ロボット導入事例】樹脂製品の磨き工程を自動化!直交ロボットと組み合わせ待機時間をゼロへ
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こんにちは!
産業用ロボットの情報を発信している製造DX.comです。[◎△◎]
福岡県と言えば、製鉄のイメージが凄く強いのですが・・・
八幡製鉄所ね!間違いではないけど、最近では鋼鉄などの素材よりも組み立てや加工産業の方が多くなってます。
福岡県と言えば、かつては鉄鋼・石炭・化学などの基礎素材型産業を中心に発展してきた地域。しかし、近年では状況が大きく変わっています。
下のグラフは福岡県のサイトに掲載されている製造業の内訳です。輸送機械が約35%を締めるなど、加工組立型産業のウエイトが高いことがわかるでしょう。
そこで本記事では、福岡県の製造業に密接な関係のある、福岡県内のロボットSIer10社について紹介しましょう。記事内では、ロボットSIer各社の基本情報や特徴などをまとめました。
ロボット導入の際には是非お役立てください。
もくじ
株式会社ドーワテクノスは昭和23年、戦後すぐに設立された企業です。設立当初は安川電機製作所のモータ補修部品の販売を行っていました。現在では、様々なロボットシステムを始めとした多くの生産設備の設計・製造を行っているロボットSIerです。
株式会社ドーワテクノスの基本情報は下記の通り。
株式会社ドーワテクノスが手掛けている事業はいくつかありますが、その中でも力を入れているのが次の7つの事業です。
特に製造業就労人口の減少という社会的な問題に対して、ロボットの導入は必要不可欠と言えます。株式会社ドーワテクノスでは、常に最新技術を取り入れながら顧客ニーズに合わせた課題解決が可能です。
記事の冒頭で、福岡県の産業では輸送機械が35%を占めると紹介しました。株式会社ヘッズは、無人搬送車(AGV・AMR)を得意とするロボットSIer。もちろん輸送機械だけではなく、自動装置全般に取り扱っている企業です。しかし、株式会社ヘッズのように無人搬送車を前面に押し出しているSIerは珍しいという印象を受けます。
株式会社ヘッズの基本情報は下記の通りです。
株式会社ヘッズは起業当時、工場内設備のメンテナンスが主体でした。しかし、現在では
などの設計・製造から導入までを行っています。特に興味深いのが、AGVのレンタルサービス。月額29,800円から利用できるので、お試し感覚での利用も可能。
また、環境汚染、高齢化社会、人手不足などの社会的な問題を解決すべく日々尽力しているロボットSIerです。
九州特機株式会社は数々のロボットメーカーなどからベスト・パートナー表彰を受けています。また、空調システムにおいては数多くの学校や公共施設に納入していることからもわかるように、各業界トップメーカーからも信頼されているロボットSIerです。
九州特機株式会社の基本情報は下記の通り。
九州特機株式会社は下記3つの事業を柱とし、設計、製作から施工、メンテナンスまで手がけるロボットSIerです。
導入実績としては、国内6社のロボットメーカーを利用したハンドリングロボット・ツール持ちロボット・溶接ロボットシステム等が挙げられます。多種多様なロボットシステムの導入をしてきた実績と経験を元に、これからも新しい発想とアイディアで社会に貢献し続けることが期待できる企業です。
株式会社三松は小ロット製造代行サービスを提供しているロボットSIer。地域や社会とのつながりの中で、ものづくりの楽しさを伝える企業を目指している企業です。
株式会社三松の基本情報は下記の通り。
株式会社三松は、金属加工をベースに各種機械装置の組み立てを行っています。そのの最大の特長は小ロットに対応するという点。しかし、単純に小ロット生産を行うわけではありません。
上記の3つにこだわった生産を行っています。当たり前のことを疎かにしないことで顧客の安心材料となりました。
近年は多品種少量生産ではなく「多品種微量」化している状況です。そのため、株式会社三松ではIoTを駆使して「見える化、見せる化」によって、万全な製造代行サービス体制をを構築しています。
株式会社ピーエムティーでは、超精密軸制御技術を活用した様々な機械・装置の設計・製作を行っています。また、健康という点にも細心の注意を払っている企業と言えるでしょう。株式会社ピーエムティーは、従業員と顧客の健康と幸福を第一に考えるロボットSIerです。
株式会社ピーエムティーの基本情報は下記の通り。
株式会社ピーエムティーは超精密「美細加工」を得意とする企業です。これは、顧客からの高い要求精度を満たし続けることで得られた高度な加工技術と言えるでしょう。
また、超精密軸制御技術を活用することで小型NC加工機やインクジェット塗布装置などの設計・製作や多関節ロボットを使用した自動化システムの納入実績も多数あります。
健康経営を目指す企業様向けにコンサルティング事業まで手掛ける株式会社ピーエムティーは大きな可能性を秘めたロボットSIerです。
株式会社ティ・アイ・エスはエコシステム、サービス、FA事業を3本の柱としているロボットSIerです。多種多様な個人のニーズに対応できる体制を整えています。
株式会社ティ・アイ・エスの基本情報は下記の通りです。
株式会社ティ・アイ・エスのこれまでの実績としては、下記のようなシステムが挙げられます。
特にFA事業では、将来の日本のものづくりを支える企業を目指しています。ロボット等を多用した自動化設備などの導入を提案から納品、アフターフォローまで一貫して手がけることで、日本のものづくりに大きく貢献しています。
末松九機株式会社は2018年から株式会社安川電機のグループ会社となったロボットSIerです。安川電機のロボットをはじめとする様々なメーカーの機器を使用したスマートファクトリーなどのプロデュース実績が多数あります。
末松九機株式会社の基本情報は下記の通り。
末松九機株式会社は設備機器、自動化システムのヒヤリングから導入・アフターサービスまでを一貫して手がけるSIerです。
近年はスマートファクトリーの需要が高まっていますが、その需要に対応できるのが末松九機株式会社でしょう。
生産現場にあるリアルタイムデータを収集し、有効活用。ライン全体や工程内の作業別進捗状況を確認しながらの生産も可能です。また、故障予知などの分析によって、生産効率を高めることもできます。
昭和63年設立の株式会社FAサポートは、平成24年より三菱電機e-F@ctorySのSIパートナーとなっているロボットSIerです。
株式会社FAサポートの基本情報は下記の通り。
株式会社FAサポートの強みは何と言っても三菱電機e-F@ctorySのSIパートナーであるという点と、自社工場内にR&Dセンター(Research&Development)を持っている点でしょう。
また、具体的な事業内容としては、下記の5つの業務です。
特に重要となるロボットハンドの開発や検査装置の開発などはR&Dセンターでの実証実験などを元に製作を行っています。顧客ではなかなかできない事前の検証ができるのも、株式会社FAサポートの強みと言えるでしょう。
株式会社イーモーションは産業用ロボットを使用した生産設備や検査装置、パソコンソフトウエアなどの設計、製作、販売を行っている総合的なロボットSIerです。
株式会社イーモーションの基本情報は下記の通り。
株式会社イーモーションの特徴は取り扱いロボットが多いことです。現在取り扱っているロボットは以下のメーカーです。
導入実績としては、3Dカメラを使用したピッキングシステムや自動加工ラインの統合生産システム、自動研磨、自動洗浄、医療機器組立など多種多様な自動化システムがあります。
課題の解決に最適なロボットメーカー・ロボットの機種を選択して使用することができます。
有限会社ICS SAKABEはロボット関連システムの導入の他、電機設備の設計・製作・工事・試運転調整・保守修理業務も行っているロボットSIerです。近年は紫外線除菌ロボット(九州UVDROBOTSセンター)を使用した施設除菌サービスでも話題となっています。
有限会社ICS SAKABEの基本情報は下記の通りです。
(有)ICS SAKABEは
の3拠点を中心に活動しているロボットSIerです。特徴的なのは「紫外線×感染症対策」や「ロボットアイデア甲子園」などのセミナーや大会などを定期的に開催している点です。
特に教育には注力していて、2017年5月には『ロボット導入促進のためのシステムインテグレーター育成事業』(経済産業省)に(有)ICS SAKABEの提案が採択されました。よって、他社とは違った視点を持ったロボットSIerという印象です。今後はより良いサービスの提供に期待できるでしょう。
本記事では福岡県のロボットSIerについて取り上げました。
福岡県と言えば、鉄鋼・石炭・化学などの基礎素材型産業を中心に発展してきた地域です。したがって、基礎素材型産業を支えるような形でロボット産業も発展してきました。また、近年では加工組立型産業も増え、それに伴いロボットも多く導入されています。
ロボット導入に必要なのがロボットSIer。本記事では下記の10社について紹介しました。
上記の10社はそれぞれに異なる特徴がありました。ロボットを導入する際には各社の特徴を活かせるように依頼するのが良いでしょう。
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