
【ロボット導入事例】油圧ブレーカ部品の内径のR面取作業を自動化!専用治具で着脱作業を削減
- #垂直多関節ロボット
- #直交ロボット
製造DX.comでは工場自動化の事例を紹介しております。参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに初めての方でも問題なくご覧いただける記事制作を行っております。
もくじ
今回のエンドユーザー様は事業の一環として、ペットボトル飲料の製造を行っていました。そんなペットボトル飲料、中でもペットボトルのキャップの供給作業は人手作業で行われていました。キャップの入った箱は約10kgにもなり、それを人手によりパレットから降ろし、箱を開けて、キャップをホッパーへ投入、その後空箱を解体して折りたたみ、内袋のビニール袋は分別のため、回収をするなどの作業を繰り返し600回以上も行っていました。またこの作業は、担当者6名で延べ18時間を要していました。昨今の人手不足に打ち勝つべく、自動化を検討しました。
今回は、比較的可動範囲が広い垂直多関節ロボットが選定されました。従来、今回のような一連の作業を専用機で行おうとすると、非常に広いスペースが必要でした。しかし、今回、垂直多関節ロボットを用いることでコンパクトなスペース同様の作業を行うことが出来るようになりました。また、直交ロボットを用いて、空箱である段ボールを解体する作業の自動化を実現しました。その結果、一連の作業を完全自動化することが出来るようになりました。
本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。
※参考動画は本案件のロボットシステムではありません
ロボットが得意とするのは、やはり、重量物の搬送や、定型的な動き(積荷など)といえます。今回の事例のような場合、まさにロボットによる自動化が生産性向上への近道でした。生産方式の変更、レイアウトの変更により、生産性は一時的に向上します。しかし、作業者によって作業効率がばらついたり、離職により、メンバーが欠けてしまったり、そういった人的要因で簡単に効率が落ちてしまうのが実態です。抜本的な解決方法として、自動化を検討されてみてはいかがでしょうか?
自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。
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