
【事例紹介】AGV導入で得られる3つのメリットと実現できること
- #AGV
こんにちは!産業用ロボットの情報を発信しているROBoINです。[◎△◎]
今回も、ロボット導入事例を掲載していきます。
参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに嚙み砕いてまとめていきます。
みなさんの困りごとに対しての解決方法となれば幸いです。
【導入内容】
・工場用鋼板屋根塗装におけるロボットの導入
・高い品質基準と安全性を担保しながら、塗装作業の高効率化を実現
【企業情報】
・中小企業
・サービス業(メンテナンス)
【導入工程情報】
・塗装工程・メンテナンス
・生産性の向上
今回のエンドユーザー様は事業の一環として屋根の塗装作業を行っていました。
家を購入された方や、倉庫を持っている方は、ご存知だと思いますが、
屋根の塗装は、定期的に行わなければならなりません。
塗料自体に、汚れ防止や、防腐、防錆など、効果があることが多く、
また、塗料は経年劣化により取れてしまったり薄くなってしまうのが実態です。
しかし当然、屋根の上に上がるため、高所での危険作業になります。
さらに、塗料には有害な物質を含んでいることもあります。
作業自体、炎天下の直射日光の下、長時間かがんだ姿勢で、単調作業をしていて、
作業者にもきつい環境だったこともあげられたため、自動化の検討を進めました。
【主な導入製品】
・自走式ロボット
今回は、大前提として、ロボットを屋根の上に上げなければいけなかったため、
流通の自走式ロボットではなく、自社開発により、軽量化を図りました。
全ての屋根材に対応するのは非常に困難なため、
一般的な倉庫等に使われている鋼板材のハゼ折板に絞り導入検討を行いました。
本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。
【主な効果など】
投資回収年数 :約1年
生産性 :約35倍
効果 :1000万円/年
その他の効果 :過酷作業の代替、危険作業の代替
人手作業に比べ、1度に塗ることができる面積が増え作業速度が格段に上昇しました。
また、作業者によるバラツキも解消することができました。
※参考動画は本案件のロボットシステムではありません
高所による危険作業は、年間でも何件もの事故が発生しています。
どんなに強靭な方でも、炎天下の中、長時間作業することにより、集中力が低下してしまいます。
危険作業は、やはり、人ではなく、ロボットに代替し、
人は更に生産性を向上させることができる作業へと移り替えていくことが大切ですね。
いかがだったでしょうか?
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