【ロボット導入事例】協働ロボットにより弁当盛付自動ラインを実現!瞬時に向きや形状を認識
- #協働ロボット
- #垂直多関節ロボット
製造DX.comでは工場自動化の事例を紹介しております。参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに初めての方でも問題なくご覧いただける記事制作を行っております。
もくじ
状態によって生産数のバラツキが発生してしまう
今回のエンドユーザー様は牡蠣の生産、加工を行っていました。加工工程では、団子状態になっている牡蠣を作業員が1つずつバラし、向きを変えてえ、コンベアに移載していました。そのため、状態によって生産数のバラツキが発生してしまう課題を抱えていました。また、作業員も3人以上配置する必要があったため、生産性が良くありませんでした。今回、生産性を向上させるため、ロボットによる自動化を検討しました。
振動フィーダーとは、振動を利用し、団子状態になっていたり、束になっているものをバラバラに分散させることができる機器です。今回は、振動フィーダーを用いて、バラバラにしたワークを画像処理カメラ(ビジョンセンサ)を搭載した水平多関節ロボットが向きを揃えながらコンベアに移載することで、自動化を実現しました。また、前工程でワークには小麦粉がまぶしてありました。チャックハンド等掴む場合、粉により掴めない可能性がありました。そのため、吸着ハンドを採用し、課題を解決しました。
本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。
※参考動画は本案件のロボットシステムではありません
自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。
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