国内スマートファクトリー5つの具体的事例!メリットも詳しく解説
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こんにちは。
産業用ロボットの情報を発信している製造DX.comです。
産業用ロボットの種類はどのようなものがあるのでしょうか?大きく分けて6つに分類できます。
日本で最初に産業用ロボットができたのは、50年以上前になります。川崎重工が海外からの技術を受けて作成しました。そのあと発達し、現在の日本は、ロボット大国といってもいいかもしれません。それぐらい、日本でのロボット導入は進んでいます。
ロボットには軸があり、人間でいうと関節に該当します。
軸が複雑になればなるほど、ロボットの動きも難易度が高くなり、精密な動きが求められます。よって、このロボットの軸の数が、ロボットの知識を深めるために役立ちます。そして先端にはアームが取り付けられ、その先端が移動し、動くことでさまざまな作業ができるようになるのです。
軸を中心に、ロボットの種類を分類してみましょう。
もくじ
極座標型ロボットは、台の部分の中心に軸があります。軸は旋回できて、くるくると回り、アームそのものが伸縮もできます。ロボットの周辺にアームが届くようになっていて、作業が行えます。
台の中心の旋回軸は、軸とアームを固定しつつ、旋回し、アームは曲がるのでいろいろなところまで半径が届くようになっています。日本で最初の産業用ロボットは川崎重工作だと冒頭に述べましたが、極座標型ロボットでした。
極座標型ロボットが横に旋回するのに倒して、円筒座標型ロボットは、縦にも動きます。上下に動き回り、横の旋回はしません。こちらも産業用ロボット導入の初期に多くみられたロボットとなります。
アームの上下動作・縦の動作によって、搬送などがうまくいきます。現在でも製造現場で使われています。
直角座標型ロボットは、旋回はしないのですが、縦と横と高さという立体の動きが可能です。スライドして直交した動きを実現します。クレーンゲームのように動きますので、動作のイメージもつきやすいのではないでしょうか。
また、動きが比較的単純なので、精密な動作が可能で、コントロールも容易です。こちらも搬送に使われますが、重たいものを動かすのが得意なので、重量物を動かせます。
垂直多関節型ロボットは、その名の通り、自由に軸が動いてくるっと回り込み、複雑な動作が可能です。先端のパーツを取り付ければ溶接もでき、人間がこれまで行っていた作業を代替できます。現在、とても多くの製造現場で導入されています。
水平多関節型ロボットは、垂直多関節型ロボットは逆で、水平軸で動きます。そして大きな特徴としてすべてが水平軸になっているので、取り付けられたアームも水平に動くのです。ぱっと高速に水平動作して、平面上の場所が決まってから、縦の先端が動いて正確な位置取りを行うという仕組みです。
組立作業というより平面の動作に優れているので、小さな部品の取り付けや組み立てに向いており、こちらも多く使われています。
パラレルリンク型は、UFOキャッチャーの先端のようになっており、3点のアームで先端を動かします。それほど広くは動けませんが、細かい動作が得意です。たとえば、流れてくる食品のうち、倒れているものを起こしたり、不良品をピックアップしたりなどの選定ができるという特徴を持っています。
産業用ロボットは、主に製造業で使われますが、今後はサービス業や第一次産業や食品業界にも増えていくと見通されています。今とても伸びている業種であり、人手不足が進む中、ますます産業用ロボットの需要は増すばかりです。
溶接、組立、仕分けといったモノづくりだけでなく、運搬でも利用されており、もはや産業用ロボットなしの製造は考えられないでしょう。人間の仕事を奪うという意見もあるかもしれませんが、人はよりクリエイティブな仕事に従事すればよく、全体の生産性を高めていく方向にシフトすれば、問題ありません。
製造にはさまざまな作業が存在しますが、人間がひとりですべて対応するのは困難ですし、習熟に時間がかかります。しかしロボットであれば多く対応できるので、たくさんの現場で使われています。正確に、24時間フル稼働で、中には自分で自分の故障を検出できる産業用ロボットまで登場しています。
昨今は特にAIが進んでいますので、ますますロボットは進化しています。
そこで、製造DX.comでは、増えつつある産業用ロボットにまつわるさまざまな情報を発信し、みなさまのお役に立てればと考えています。産業用ロボットにまつわる何か質問・疑問がありましたら、ぜひ製造DX.comまでお問い合わせください。
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