【徹底検証】生成AI(Chat GPT)で旋盤加工のフランジ部品の設計図面を作成してみた【2024年12月更新】
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製造DX.comでは工場自動化の事例を紹介しております。参考資料は経済産業省が展開しているロボット事例となりますが、見やすく、わかりやすく、をモットーに初めての方でも問題なくご覧いただける記事制作を行っております。
もくじ
作業工程数が16工程もあり、非常に維持が難しい状態だった
今回のエンドユーザー様はニット横編機の糸切れ検知装置の製造を行っていました。従来、手作業により27点もの細かい部品の取り扱いっており、更に、作業工程数は16工程もあり、非常に維持が難しい状態でした。また、その内容からも、専用機による自動化が困難で、柔軟な動作に対応できる熟練作業者の手作業に依存していました。工程の内容から、手作業では、これ以上改善が見込めないことや、現状の工程数からも作業者の人数を削減することが困難であるのに対して、昨今の人で不足により、人員の確保が難しくなってきたため、自動化を検討しました。
今回の組立システムは、高度な3次元の動きを要求されていたため、垂直多関節ロボットが採用されました。従来の作業工程を1から見直し、部品形状、作業手順をロボットの動作に適した、部品、工程に設計変更を施し、自動化に対応しました。組立作業には、組付基準が必要です。専門的な内容になってしまいますが、組立作業は、どこを掴み、どこのピン(又はボルトなど)を目掛けて、どのような軌跡を描いて組み付くか、そんな些細な条件が非常に重要になってきます。
例えば、ある樹脂製品があったとして、なぜか何も用途がない凸形状や穴があったりした経験はありませんか?それらは、組立時の組付基準として使われたり、ロボットが掴む際の基準として使われているケースがあります。このように、高速かつ高精度で稼働できるロボットを実現するために、一部、組付基準等を検討する必要があります。
本案件は、弊社が設計したものではないため、具体的な導入費用を掲載することができませんが、効果などとしては下記のようになっています。
※参考動画は本案件のロボットシステムではありません
自動化を行うにあたって知っておくべき事項をまとめた「工場自動化ガイド」を作成しました。これから自動化を行っていきたいと考えている企業様は是非参考にしてみてください。
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